こんにちは!CCかわさき交流コーナーです! https://www.cckawasaki.jp/kwccca/ 川崎市地球温暖化防止活動推進センターだより エコちゃんず通信 No.61 2025.3.31発行 エコちゃんず通信は、CCかわさき交流コーナーにある川崎市地球温暖化防止活動推進センターのニュースレターで年4回発行します 1ページ 第2回臨海部フォーラム 「気候危機と脱炭素産業都市の未来」を開催 1月23日(木)、川崎市産業振興会館で、第2回目となる臨海部フォーラムを会場とオンラインのハイブリッドで開催しました。川崎市臨海部は今大きな転換期を迎えていますが、気候危機と脱炭素産業の形成、特にサーキュラーエコノミーの視点から江守正多氏(写真)の講演の後、川崎のプラスチック循環を推進する「かわプラ」参加事業者J&T環境株式会社の三村峰寛氏を交え、パネルディスカッションを行いました。多くの市民・事業者に臨海部の動きを伝えることが出来、さらに関心を高めることにつながりました。 第13回 スマートライフスタイル大賞 川崎市とCC川崎エコ会議は、市民や事業者等のCO2 削減、地球温暖化対策に貢献する優れた取組を「スマートライフスタイル大賞」として表彰しています。今年度は13回目を迎え、最優秀賞として鹿島田商店街、佐野デザイン事務所、優秀賞3団体、奨励賞7団体を決定し、 2月7日(金)に開催したCC川崎エコ会議シンポジウムにおいて、表彰式と受賞者による取組事例の発表を行いました。 授賞式写真 佐野デザイン事務所 鹿島田商店街 脱炭素チャレンジカップ2025 日本科学未来館・未来館ホールで“脱炭素チャレンジカップ2025”(2月20日(木))が開催されました。全国から選び抜かれた脱炭素社会につながる活動を実践しているファイナリストが結集して、脱炭素への取り組みを発表しました。 審査の結果、川崎市の2団体が表彰されました。 ●文部科学大臣賞(社会活動分野)  川崎市立下作延小学校・川崎市・富士通株式会社 「デザインとテクノロジーで脱炭素への行動変容を生み出す環境授業」 ●優秀賞/マクドナルドオーディエンス賞  株式会社新江ノ島水族館と“タカツクラフト” 協同組合高津工友会 「餌料の鮮度維持と脱プラスチックな給餌用バケツの共同開発」 2〜3ページ 2025年 小学生 春休み エコ体験教室 毎年恒例の「春休みエコ体験教室」、企業や市民団体等を講師にお迎えし、全8講座を実施しました。 3月29日(土) 風力発電機をつくろう 講師:ひととゆめのネットワーク 3月29日(土) 海洋マイクロプラスチックをアップサイクルして自分だけのチャームを作ろう! 講師:スナイプバレー合同会社 3月29日(土) 手動の3Dプリンタで好きなものを作ってみよう 講師:川崎サバイバル 3月29日(土) 木っ端を活かした積み木アートワーク 講師:佐野デザイン事務所 3月29日(土) ニュートンの虹と虹色万華鏡を作ってみよう 講師:川崎市地球温暖化防止活動推進センター 3月30日(日) 鉛筆から”泡 ぶくぶく”地球にやさしい「燃料電池」を体験しよう 講師:省エネグループ 3月30日(日) 国産材を使ってネームプレートづくり 講師:グリーンコンシューマーグループかわさき 3月30日(日) おふろでシュワシュワ バスボムを作ってみよう 講師:川崎市地球温暖化防止活動推進センター 12月から3月のテーマ 「生物多様性・食・エネルギー」 展示では、「生物多様性」は生物多様性の危機、生態系保全の目標である30 by 30 や自然共生サイトを紹介するとともに、「川崎市内の生き物・昆虫・植物写真展」や開園50周年を迎えた「川崎市立夢見ヶ崎動物公園のどうぶつイラスト展」を行いました。 「食」は、地球温暖化を防ぐための食生活や環境に配慮した農林水産物・食品の認証マークなどを紹介。「エネルギー」は自給率や家庭のエネルギー消費、再エネ電力への切り替え方法やこれからの再エネ技術をお伝えしました。また脱炭素アクションみぞのくち参加事業者(兜x士通ゼネラル・ヤマト運輸梶E城南信用金庫)のパネル展示も行いました。 2月16日(日)の講座では、はちみつマイスターの肥後貴美子さんを講師にお招きして「ミツバチの育むまちの生物多様性講座」を開催しました。ミツバチのお話やはちみつの味くらべを参加者に楽しんでいただき、脱炭素と生物多様性について一緒に考えました。3月16(日)は、「のらぼう菜×大豆ミートで脱炭素クッキング」講座を開催。川崎の伝統野菜「のらぼう菜」について「かわさきのらぼうプロジェクト」主宰の清水まゆみさんから学びながら、食肉に比べて環境負荷の少ない大豆ミートをおいしく調理し、食から脱炭素社会にアプローチしました。 展示写真 ミツバチの育むまちの生物多様性講座写真 のらぼう菜×大豆ミートで脱炭素クッキング写真 4ページ 川崎市地球温暖化防止活動推進員の研修会を開催 2月9日(日)、第3回推進員研修会が開催されました。年度当初に募集した窓断熱モニターの成果報告では、温暖化対策として住居の断熱の意義と実施しての成果を伝えることが出来ました。また、推進員にとって関心の高い環境学習について、小学校の先生との対話による研修を行いました。環境教育をめぐる課題は奥が深いですが、先生の話を聞いて、「環境学習を実施する上で大変参考になった」、「今後の授業に活かせる」という意見も多く、さらに第2回目への期待も寄せられました。 2024年度 親子エコ体験クラブ 全6回開催しました 親子エコ体験クラブでは、工作や実験・体験を通して環境のことを学ぶ講座として、6月から3月まで6回シリーズで実施し、小学生と保護者16組が参加しました。橘処理センターの見学や、ポリ袋クッキングも人気で、防災とエコがつながっていることも体験できました。最終回では、種グライダーを飛ばして、チームでどれくらいの距離を飛ばせたかを競い、千本引きの順番を決めました。すべての回に参加した6組の親子には、修了証を授与しました。参加者全員、楽しく参加できて、たくさんエコについて学べた、意識や行動が変わったという声が多く、とても有意義なクラブとなりました。 写真 橘処理センター見学の様子、ポリ袋クッキングの様子、修了式集合写真 最先端の断熱住宅を体感する見学会&講座 2月11日(火・祝)、住宅関連会社エコワークス株式会社にご協力をいただき「最先端の断熱住宅を体感する見学会&講座」をモデルハウス“あざみ野の家”で開催しました。 見学会の内容は、当センターから「地球温暖化の現状と住まいの対策の必要性」の話などを行い、モデルハウスの説明を聞いた後で室内を見学しました。 参加者からは「家に入ってすぐに室内温度の違いを感じることができた」「普段意識しない断熱について詳しく知ることができた」「百聞は一見に如かずで、体験して感動した」「床下エアコン1台で全館暖房が可能であることがすごい」と高い評価をいただきました。 編集後記 2024年度もお世話になりました。来年度も地球温暖化防止や脱炭素社会に向けた活動により一層力を入れていこうと思いますので、引き続き宜しくお願い致します。 発行:川崎市地球温暖化防止活動推進センター 〒213-0001 川崎市高津区溝口1−4−1 ノクティ2 11F 高津市民館内 電話:044−813−1313 FAX:044−330−0319 メール:office@kwccca.com URL:https://www.cckawasaki.jp/kwccca/ ※川崎市地球温暖化防止活動推進センターは、川崎市から指定を受けた特定非営利活動法人アクト川崎が運営しています。 【開室日】水曜日〜日曜日 午前10時〜午後5時 【閉室日】月曜日、火曜日、年末・年始、高津市民館閉館日